施⼯事例

2024.12.30

  • 設計・施工
  • 新設工事

避難はしごの新設

エリア名 千葉県浦安市
建物種別 某宿泊施設(民泊)
設備名 避難器具
浦安市では3階建てで二方向避難出来ない場合は避難器具の設置が指導されています。
今回は戸建ての民泊化にあたり、1階部分が駐車場で2-3階が住居、室内階段が一つという一般的な戸建ての造りだったため、消火器・特定小規模自火報・誘導灯に加えて、避難はしごも新設することとなりました。避難はしご新設時には、設置する手擦り部分に合わせて自在金具の幅を調整し、実際に使用できる状態に展張してみて、はしごの最下段が地上面から50cm以内であるかを確認します。今回は2段長い機器でしたので、はしごの長さも調整して完了しました。
有事の際には階段で逃げて頂くのがベストですが、その階段が使用出来ないような緊急事態にあっては、避難はしごが唯一の避難経路となるかもしれません。使うのは我々消防設備士ではなく、建物を利用し居住する皆さまです。いざという時の避難経路は理解しているか、避難器具の使い方は分かるのか、ちょっと確認してみて下さい。