消防設備点検

消防設備点検とは

消防設備の使命とは、いざというときに確実に作動し、その被害を最小限に留め、大切な生命・財産を守ること。そのいざというときは、いつ、どこで、どの程度の規模で起きるのか、誰も知ることができません。そのときに備え、半年に1回、問題なく動作するのかを確認する、設備の防災訓練が「消防設備点検」です。点検した結果は、建物の用途によって定められた期間で、消防署に届け出しなければなりません。私たちは、建物の維持管理業務をともに支えるお手伝いをさせていただきます。

消防設備点検とは

消防設備点検義務のある建物

以下の建物は、半年に1回以上の点検の実施が義務付けられており、その点検結果を建物の用途に応じて1年または3年に1回、消防署に提出しなければなりません。

  • 特定防火対象物

  • 非特定防火対象物

防火対象物 点検結果の
報告期間
1 劇場等 1年に1回
公会堂等
2 キャバレー等
遊戯場等
性風俗特殊営業店舗等
カラオケボックス等
3 料理店等
飲食店
4 百貨店等
5 旅館等
共同住宅等 3年に1回
6 病院等 1年に1回
自力避難困難者入所
福祉施設等
老人福祉施設、
児童養護施設等
幼稚園等
7 学校 3年に1回
8 図書館等
9 特殊浴場 1年に1回
一般浴場 3年に1回
10 停車場等
11 神社・寺院等
12 工場等
映画又は
テレビスタジオ
13 駐車場等
航空機格納庫
14 倉庫
15 事務所等
16 特定複合用途
防火対象物
1年に1回
非特定複合用途
防火対象物
3年に1回
16の2 地下街 1年に1回
16の3 準地下街
17 文化財 3年に1回
18 アーケード

消防設備点検の内容

点検は、点検基準及び点検要領に基づいて適正に行います。不良箇所があった場合は、速やかに改修や整備をしなければなりません。(改修や整備は、屋内消火栓の表示灯の交換等、軽微な整備を除き、消防設備士でなければ出来ません)

総合点検(1年ごと)

  • 消防用設備等の全部もしくは一部を作動させ、総合的な機能を確認します。

機器点検(6ヶ月ごと)

  • 機器の適正な配置、損傷等を外観から確認します。
  • 機器の機能について外観と簡易な操作によって確認します。

罰則について

点検報告義務違反(点検報告をしなかった者、虚偽の報告をした者)と維持管理義務違反(改修等をしないなど)には、30万円以下の罰則又は拘留が、その法人に対しては、30万円以下の罰金が科せられることがあります。

消防設備点検の流れ

お問い合わせ

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お問い合わせ

お電話・もしくはメールにて承っております。いつでも対応可能ですので、お気軽にご連絡ください。

事前調査・お見積もり作成

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事前調査・お見積もり作成

設置されている消防設備などの事前調査を行い、お見積もりをご提出させていただきます。

ご契約

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ご契約

お見積もりの内容にご納得いただけましたら点検の日程や時間など、細かなお打ち合わせをします。

点検実施

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点検実施

消防設備の適正な配置や損傷の有無を確認します。全機能もしくは一部を作動させて、総合的な機能確認をします。

点検結果の報告

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点検結果の報告

点検後には点検結果報告書を作成し、その報告書を所轄消防署へ提出します。不備がある場合には、改修(予定)報告書の提出を指示されることがありますので、速やかに改修の計画を立てて改めて報告となります。

改修工事

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改修工事

点検で確認された不具合は速やかに改修する必要があります。作業内容をご理解頂き工事日程を調整した上で改修工事を実施し、消防署に改修に関する届出の提出を行います。

ゆうあい防災の特長

点検・工事まで一貫した対応力

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点検・工事まで
一貫した対応力

豊富な知識と経験を持つ有資格者による質の高い点検

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豊富な知識と経験を持つ
有資格者による質の高い点検

民間や官庁の小規模から大型案件まで実績多数あり

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民間や官庁の小規模から
大型案件まで実績多数あり