施⼯事例

2026.06.07

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過去に経験のない深刻な施工不良

エリア名 千葉県八千代市
建物種別 某雑居ビル
設備名 自動火災報知設備
始まりは「ダムウェーター」警戒の誤作動でした。
緊急の要請を受けて現場に行って、ダムウェーターの感知器を確認するも誤作動しておらず、感知器を断線させてみたら・・・まさか「階段」が断線!
この建物の自動火災報知設備を緊急で調査することになりました。
調査すると・・・
❶1階感知器発報で発信機灯点灯
❷2階発信機作動で「1階」「2階」同時発報
❸3階発信機作動で「1階」発報
❹3階感知器全数不作動
❺「階段」「ダムウェーター」が別回線なのに同一警戒「階段」発報
これらの不具合が確認されましたが、3年ほど前に受信機・総合盤を更新したばかりとのこと。消防署への申請はしておらず、いい加減な施工のまま収められてしまったようです。
配線を調べて原因を特定し、❶~❹は改修。
なんと誤作動で離線した電線が実は「ダムウェーター」ではなく「3階」だったことが判明。❹の不具合はこの離線によって起きていたのです。
ちなみに誤作動の原因は3階天井裏で短絡状態になってしまった電線だと判明。警戒が間違っていては調査も難航します。
最後の❺は総合盤の幹線に「ダムウェーター」回線が存在せず、仕方なく同一回線とすることで収めることとしました。

小さな建物の火報でありながら、これほど深刻な施工不良とは・・・過去に経験がありません。有事でこの不具合が発覚する事態を回避出来たことが、本当に「不幸中の幸い」です。